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MBAでのリーダーシップ経験 - Pre MBAトレック編


こんにちは、在校生のM.Kです。


本日は、MBA前に同級生といったEdinburghのトレックについて、オーガナイザーとして参画した経験をお話させていただきます。



Oxford MBAでは、毎年MBAコースが始まる直前に、同級生となる人達でPre-MBA Trekに行って親睦を深めているのですが、今年も昨年にならい、3日間ScotlandのEdinburghに行きました。

こちらのPre-MBA Trekは完全学生主導の旅行なので、発案・企画・調整・決行まですべて有志のオーガナイザーチームで行いました。

結果的に100名程度(同級生の30%)が出席し、大所帯を率いたトレックの計画・運営は大変なこともたくさんありましたが、MBAらしいリーダーシップや多国籍学生との交流をコース開始前から経験でき、オーガナイザーに参画できたことにとても満足しています(トレックの楽しさについては、今後別のトピックでご紹介できるかと思います)。


オーガナイザーチームは8名の同級生で構成されており、インド、オーストラリア、アメリカ等の同級生と協力して計画しました。

同年の2月頃、Round 3の結果が出始めた頃にメインチームで計画を始め、4月頃から出欠フォームを開設し同級生に展開しました。

学校の合否が出る時期がRoundによって異なるため、トレックへのエントリーは順次受け付ける形となり、伴って期間中の人数変動は避けられなかったのですが、適宜オーガナイザーチームのメンバーと電話会議やTextで連絡をしながら、企画を進めました。

各メンバーの主な役割は以下の通りです;

· メインオーガナイザー/全体プロジェクトの管理(2名)

· 交流イベント企画(3名)

· 各種事前予約(2名)

· 経理(1名)

· 当日のロジ、参加者の誘導(全員)


今回の企画で主に工夫をしたことと、この経験を通じて私が学んだこととして、以下があげられると思っています。



工夫したこと


· オーガナイザーチームのメンバーを各エリアから選出

入学者の20%程度がインドからの学生だったことからも納得できたのですが、初期段階でトレックへの関心度合いをヒアリングした際、マジョリティがインドからの学生であることがわかりました。

当初のメインオーガナイザーチームはインド人のみで構成されていたのですが、全世界の学生の出席を促すべく、オーガナイザーチームも多国籍を意識して構成することとしました。

実際に困ったことがあった際に、同じ国・エリア出身の知り合いに連絡ができるという点や、後述の交流イベントを企画する際も、異なる国で実施していた面白いゲームを採用するなどして、さまざまな面で偏りがないように工夫しました。

また個人的にも、異なるバックグラウンドの同級生と協働する経験をMBA開始前にできたのは、とても貴重だったなと思います。


· 参加者の自由度を維持しながら、交流の場を作る

当日の予定はなるべく自由度を残し、一方で到着日の朝や夜の交流イベントで全メンバーが集まる時間を確保することを意識しました。

100名の大所帯を24時間引率することも難しいため、ロジ的な理由もありましたが、MBAの学生は前提としてリーダーシップ力が高い優秀な学生が全世界から集まるため、各自の希望通りに時間を過ごせる時間を増やしました。

またEdinburghは魅力的なスポットが多数あり全スポットを訪問することはできないため、そのような意味でも細かな旅程は選択制で訪問先を決めるような形としました。(この希望先については、トレックのエントリー時にアンケートを取りました)

尚、交流イベントでは、ice-break・自己紹介ができるようなゲームを考え、夕刻の交流会(飲み会)ではOxfordトリビアクイズなどをして、学生間の交流を促進し、またOxford MBAでの生活が楽しみになるようなイベントとなるように工夫しました。


· 可能な限りBudgetがイシューとならないようなアレンジ(学生なので・・)

トレックに対する予算感はやはり人によって異なるものの、学生であることを踏まえ、ホテルはホステル、移動はOxfordからのバスをハイヤーするなどし、可能な限り予算への不安がないようなアレンジを工夫しました(希望者はもちろん自身で高いホテルに泊まることも、可能でした笑)



学んだこと


· 前例からの学びは大きい、おすすめ

本トレックの計画は、前年のEdinburghトレックを発射台としました。

当初我々も、まずは自分たちで案を出し合ってオリジナルの計画を進めていましたが、結果的に最適解として収束するのは前年のトレック行程でした。

トレックに限らずですが、過去の前例は前任の英知が詰まっているので、やはり過去のケースから学ぶというのは1つ重要な手法だと改めて気づきました。


· 効果的なチームでの協議は、個人での検討よりも解決策を見出しやすい

トレック当日までに、オーガナイザーチームで5-6回会議を実施、Textでのやり取りも6か月間ほぼ毎日実施していました。

何か問題が起きた場合にも、電話会議を開始すると5分ほどで解決することも多く、チームとしてコミュニケーションを取り問題解決に取り組む方針はどのような場面でも有効だと思います。



MBA開始前、同級生のパーソナリティーや物事の進め方・考え方を知らないうちに計画を進めるのはそれなりに工夫が必要でしたが、そういった新しいメンバーとの協働というの仕方も、個人的にはとても勉強になりました。

またオーガナイザーチームのメンバーとして、日本人のM.Kという形で同級生に名前を早く覚えてもらったのも、大きなベネフィットだったかなと思います笑。


余談ですが、今回訪問したEdinburgh自体もとても綺麗で歴史的な町です、ロンドンから飛行機で1時間30分、電車で4-5時間なので、イギリスにお越しの際は是非足を運んでいただければと思います!


最後に、このブログでは今後もMBAでの生活を発信していきたいなと思っています。

頻度は未定ですが、「こういった話を聞きたい」等ありましたらメンバー(oxfordmbajp@gmail.com)までお寄せいただけましたら幸いです。







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